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今日は大変暖かく外は気持ちよさそう。じっとしているのが酷く馬鹿らしく思えたので用を作って外へ出てみました。
四條畷小学校の少し北、清滝川の段丘とでも言うべき高台に一本のこみちがあります。小学校の通学路と交差していましたから、時々は通学路を外れてこの道を歩き、その向こうにある神社へ行って遊んでから帰ったりもしていました。
山に向かって左側(北)には田んぼがあり、右側は平屋の屋根くらいの高さに切れた「がけ」(当時はそう呼んでいた)でした。
当時はこの道沿いに駄菓子屋が…早いうちに止めてしまったのですが…あり、そこでは「鉄ごま(鉄独楽)」を売っていました。鉄ごまは普通の木製のこまの外縁に金属製の、輪をはめたもので、薄い輪と分厚い輪と二種類ありました。こま回しを競うときには相当強力で、ありていに言って無敵でした。ただ、我々ガキどもの間では「怪我をした奴が居て危険なおもちゃだから販売禁止になった」などと言う噂が流れ、半ば幻のこま扱いされていました。
実際の所は、すこし値段が張るので我々の小遣いではなかなか手が出ず、故に駄菓子屋でも売れないものだから数が少なかったというだけのものだったようです。(ちなみに、驚いたことにまだ販売されています)
さて、そんな想い出のあるこみちですが、現在ではすっかり様相が変わってしまいました。
こみちは府道20号線のバイパスによって分断され、気持ちよく全区間を歩くことが出来なくなってしまいました。また府道の東には清滝川分水路が設けられ、おおきく切通にされてそこには橋が架けられてしまいました。田んぼは埋められて住宅になり、古い民家も建て替えられてしまいました。
当時の面影など殆ど無くなってしまいましたが、それでも日当たりのよいこのこみちは、今でもときどき訪ねてしまうほどに、気に入っている場所です。
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ストリート・ビューの写真に記入した黄色い線がこの道です。ちょうどバイパスの高架の端にあたってしまっています。右手奥には四條畷小学校の校舎が見えます。遠いように見えますが、これはストリート・ビューのレンズのパースペクティブのせいで、実際にはもっと近いです。
この左手が、最初の写真の景色になります。
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こちらは清滝川分水路によって切通にされてしまい、橋が架けられたこみち。
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