先日訪ねた中崎町のカフェ「パラボラ」の二階、"staff only"と書かれた扉に嵌っていたガラスを見て、とても懐かしい気分になりました。
それは、育った忍ヶ丘の古い家の自分の部屋の窓に嵌っていたものと同じものだったのです。
この模様の窓ガラス、今でも時々古い…と言っても昭和30年代から40年代…あたりの家によく使われていたりします。
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ネット調べてみたところ、この手の模様の入ったガラスのことを「型板ガラス」と言うそうです。今は全くと云っていいほど作られていないらしいです。
さて、このガラスは日本板硝子製の「からたち」という型板ガラスで、1966年(昭和41年)発売だそうです。
なるほど、私の部屋は増築されたもので、元の家は1960年新築、増築部分は1967年に作られたもの、ちょうどこのガラスを使うような時期でした。
思いもかけない懐かしいものとの邂逅。俄然、昔の家への懐かしさが蘇りました。他の部屋のガラスやその窓に取り付けてあった面格子などにも興味が湧いてきました。
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