少し間が開いてしまいましたが、岡山行者堂春季大祭大護摩の続きです。
行者問答が終わると、今度は四方をぶった切るような「宝斧」、四方や中央に矢を放つ「宝弓」。やはり四方を切る「宝剣」の儀式があり、その後、なにやら偉い感じのお坊さんによって「願文」が読まれます。
まずは「宝斧」。中央や四方をズシンと断つ感じです。これを行う行者さんは声も大きくて迫力がありました。
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いかにもご利益がありそうな迫力で素晴らしい。
次は「宝弓」。昔はもっと高く飛ばしたもので、それを拾いに、人が殺到したものです。今はさっぱり。飛ばすのも安全を考えてか、ちょろっとだけ。いろいろ現代的理由はあるのでしょうけれど、儀式なのですし遠慮なくやったら良いのになと思います。
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弓を放つのは今回一番若い行者さんで動きもしなやかなのですが、もうちょっと活舌良く、ゆっくりと唱えてくれたら良いのになぁと思いました。惜しい。
弓の次は「宝剣」です。これもやはり四方と中央を切るようです。
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こちらの行者さんも腹の底から響き渡る声で素晴らしい。この方の払いはさぞかしよく効くことでしょう。
護摩木に点火前最後の儀式。偉いお坊さんによって願文が読まれます。なんとも呪術的な光景です。
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こうやって、いよいよ護摩木への点火となります。
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