生駒聖天宝山寺初詣(1)/アクセス編
2010-01-03


正月二日は恒例の生駒聖天宝山寺へ初詣に行ってきました。

 宝山寺へは小学ニ年の頃から初詣に出ています。それも生駒山に登って初日の出を見るのです。さすがにもう初日の出を見に行っては居ませんが、途中で何年か途切れてはいるものの、相変わらず初詣には行っていて非常に馴染みの強い場所です。

 最初は宝山寺の反対側、石切神社の駐車場に自動車を置いて、石切神社参道を登って近鉄石切駅へ、一駅電車に乗って近鉄生駒駅へ。鳥居前からケーブルカーで宝山寺へ、そこから歩いて山に登ったものです。

 その後、駐車場は生駒川の宝山寺臨時駐車場に変わりましたが、そこから歩いて登っていました。両親も元気だったものです。

 さて、大人になってからは怠慢になり、初日の出はもうすっかりあきらめ、自動車の運転も面倒くさいので公共交通で、しかも元日か二日の午後にのろのろと出かけます。
 初詣が復活した最初の頃はJR四条畷駅から近鉄バスの瓢箪山駅行きで石切神社前へ、そこから昔のように石切神社参道を歩いて近鉄石切駅へあとは宝山寺もしくは接続があれば山上線の梅屋敷駅までケーブルカーに乗り、宝山寺まで行っていました。
 去年はJR片町線からおおさか東線、高井田中央で地下鉄中央線に乗り換え生駒へ、そして今年は同じくおおさか東線回りですが、河内永和で近鉄大阪線に乗り換え、行ってみました。


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 おおさか東線は南半分が暫定開業、JR放出駅からしばらく片町線と並走して別れ、川を渡って行きます。


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 JR河内永和駅で近鉄河内永和駅へ乗り換え。都会の真中のローカル駅って感じで、近鉄河内永和駅は閑散としています。乗り換え駅なのになぁ。


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 瓢箪山駅から生駒方面。急勾配とカーブが始まります。この生駒越えのルートは勾配が33パーミル(1000mで33m上昇する勾配)くらいあるそうで結構な急坂になっています。快速急行に乗りますとこの急坂も難なく上りぐんぐん高度を上げて行くのが爽快です。しかも左手の窓を見ますと大阪平野が一望出来ます。


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 前から特急が降りてきました。


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 生駒駅でケーブルカーに乗り換えです。ケーブルカーの駅は「生駒」ではなくて「鳥居前」と言います。ほんとに宝山寺参拝のための交通機関だったことが伺えますね。
 午後も遅かったことも有り、西に向って登って行くケーブルカーの軌道が逆光に光ってきれいでした。真っ黒なはずのケーブルも光っていますね。さしずめ天井と下界をつなぐ蜘蛛の糸ってところでしょうか。


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 お正月の繁忙期と言うこともあり、今日は、普段休止している宝山寺2号線も動いていました。たまたま2号線に乗れてラッキーでした。この時の車掌さんが人懐っこい面白い人で、相当のケーブルカー好きと思われました。そのことはまた後日書きましょう。

 乗った車両は宝山寺線2号線3号元「すずらん」です。そして上の写真の対向して降りてくる車両は宝山寺2号線4号元「白樺」です。名前は変わっても車両番号は変わっていないのですね。


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[ちいさな旅]

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